2015 新年 人工知能
あけましておめでとうございます。
おめでたく2015年を突っ走っていけたらと思います。
みなさまにとってもよい年となりますように!
さてさて。正月休みにNHKで、人工知能の発達がすなわち未来予測につながるという番組をやっておりました。興味深い内容でした。身近なところでは、Google検索をする時に出てくる検索ワードの予測候補。膨大な情報を処理するGoogle先生の頭脳は、人間のアクションに対する的確な答えを返すだけでなく、もうすぐ聞く前に予測を行い人を正しい方向に導くようになるそうです。30年後の未来、人は手首に端末を装着し、そこに表示される情報ナビゲーションによって行動するようになる、という30年後の未来をドラマ仕立てで見せていました。
自分で推測・判断することなく、自分よりも遥かに賢い人工知能によって行動を指示される。それはまるで機械に支配されたSF的未来のようでもありますが、ドラマは決して暗く抑圧された感じではありませんでした。実際いま急速に発展している技術の先にあるものと考えると、きっとうまく付き合って生きていっちゃうんだろうなという楽観的なイメージがあります。
とはいっても、人間より優れた人工知能によって、これまで専門知識を必要とされた職業が、人の手を離れてしまうことは容易に想像できます。文章を作る時、手書きよりもキーボード入力の方が効率よくなって、読めるけど書けなくなった漢字だらけになったように、画像処理や映像編集がパソコンでできるようになったように、何かを得る代わりに、何かが廃れていくのは仕方ないことを肌身で知ってしまっています。
ここ数年、ビッグデータが話題でしたが、これからは、巨大なデータを背景に的確な判断を下す人工知能の時代に突入していくんですね。今更ネットのない時代に戻れないように、逆行はまず考えられないのでしょう。
2015年は、デジタルの根本である二進法で現すと、11111011111。平成27年を二進法にすると、11011。どちらも見事な左右対称です。これはきっとなにかあるに違いないw
それを知ってから余計に、今年はコンピュータが飛躍的な進化を遂げようとする年になるに違いない、と勝手に思ったのでした。
でもまだ僕らは人間力で勝負の世代。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
written by TZK:アートディレクター
※この記事内容はTZK個人の見解・意見であり、所属する組織の公式見解ではありません