夏の終わりと青い食べ物
まだまだ暑い日が続いていますが、さすがにもう「真夏!」という気配ではありませんね。
明日で8月も終わり。早いものです。子供の頃に感じた夏休みの長さって、おっさんになった今ではちょっと信じられません。
8月20日にニコニコ生放送でやってた「サイエンス・キッチン〜アリエナイ理科ノ料理〜」に登場した<食欲減退ブルーカレー>。カメラの色バランスがおかしいんじゃ?と疑ってしまう鮮やかなシアン色をしたライスに、ドロっとした青いなにか(笑)がのったブルーカレーの映像。これがけっこう後引いてまして(笑)
ひろゆき氏は「ふつーに食える。味はカレーだ」と完食していたけど、途中何度も「脳が口に入れちゃいけないとすごく拒否してる!」と申してました。
そう。青い食べ物って、脳が、それを口に入れちゃあなんねぇ、って危険信号を発しますよね。以前いろんな食べ物を青くしてみたという記事をネットで見た時、ただただ「うげー」って思ったけど、味は、まともだったのかもしれません。見た目は、食べ物という認識、まったくできませんでしたけど(笑)
自然界にない色だから? いやいや、青い空こそ自然そのもの。染料として布を青く染める草花もあるし、青いカエルさんもいます。
皮膚は青くても、肉が青い生き物が自然界にはいないから、ってことかもしれません。
思うに、太古の昔から「青い食べ物」という考えが肯定されないようインプットされているんじゃ?と推測したりしなかったり。そこには、人が知ってはいけない何か、最大級のタブーが潜んでいるのだろうとは思っております。
とはいいましても。暑かったこの夏、「ガリガリ君ソーダ」何本食べた?って話になるわけですよ。
思い切り青い食べ物じゃないですか。カクテルのブルーハワイもですが、水に近い液体で、冷たいものだったら、抵抗感ないのが不思議です。海や氷河を連想させるからですかね。
色としての青は、どちらかというと好印象度が高いです。さわやか、誠実、クールというワードからは、人格のまじめさを感じます。人格であって、肉体そのものではないのが重要なんでしょうね。映画「アバター」がなんで青い人なのかってのも、現実から離れた存在である必要からだったと(推測)しております。
かつて、バナー広告では、青いバナーがもっともクリックされやすいなんて統計もあり、バナーを作るとなれば、まずは規定スペースにブランドロゴカラーとブルー背景を置いてから、イメージを整理していく時代もありました。
FacebookとTwitterのロゴをみると、今でもやっぱり青系が強いな、とは思います。FacebookとTwitterロゴが、mixiのようなオレンジだったら、どうだったでしょう。アイコンをカタチでなく、色で識別している人はけっこういますから、ブログ記事に並んだSNSアイコンの誤爆クリックが増えるかもね(笑)
青い空に白い雲の夏ももう終わりというテーマのつもりが、支離滅裂な文章になってしまいました。きっと、今年の夏も「今世紀になって以来水着姿になっていない」歴を更新して、リアルに青い空に青い海(プール)を体験しなかったからでしょうか。
先行きに明るいものが見えない社会情勢です。みんながんばって、2学期も乗り切っていきましょう!
written by TZK:アイデアビューロー・Webチームのアートディレクター。