iPadが来た!
5月28日。iPadの日本発売初日。
朝のTVニュースやワイドショーでもトップで紹介されていた、銀座Apple Storeやソフトバンク表参道店に並ぶ人々の様子。
ちょっと前まで「iPhoneが大きくなっただけでしょ」と関心の薄さを漂わせていた人さえも、この盛り上がりに無関心ではいられなくなっている様子。
確実なのは、実物を手に持って触って見てしまうと、「やっべ。俺欲しいかも。すごく欲しいかも!」という魔法にかかってしまうということ。
将来のある時点で振り返ってみた時、2010年5月28日という日は、ライフスタイルが変わるターニングポイントとなった記念日になるかもしれません。
電子書籍元年!的な盛り上がりがすでに熱くなっています。
たしかにiPadのちょうどいい大きさとクリアでしっとりした画面を見ると、家にある本を全部PDF化してこの中で見たい!という欲求が高まってきます。
このプラットフォームによって、本や新聞、雑誌がビジネスとしてどこまで復権していくかは見えませんが、紙で残していく必要のあるもの、は確実に仕分けされて絞られていくでしょうね。
さてうちのチームでも、スタッフKが今朝の4時から千葉のSoftBank直営店に並び、「iPad」Wi-Fiモデルを購入しました。はじめて触れるスタッフは一様に、ネガティブなイメージが一掃され、「魔法」にかかってしまったようです。
すげー、きれー、さくさく動くー、思ったより軽い、字が読みやすい...
そしてやっべー、欲しいぃぃ(笑)
Apple製品では当たり前になっている、取扱説明書が入っていないパッケージ。なにをどう使うかは人それぞれ。その各々の使ってるシーンが、かんたんにイメージできてしまうことが「魔法」なのでしょう。
これを使って子供と遊ぶイメージ、ソファに座ってTwitterをしているイメージ、プレゼンに使うイメージ、通勤時間にTwitterのタイムラインを読んでいるイメージ、カフェでメールを打ってるイメージ、寝しなにYoutubeでお気に入りのPVを観ているイメージ。
またよく耳にするのが、これを自分の親に贈ってあげたい、という声。社会との接点を保つために、ネットを使えるべきとは思いつつ、高齢な親にパソコンを覚えさせるのは考え物。でもiPadなら!というのは、共感してしまいます。
iPadをノートパソコンのように考えている人もいますが、これで何かクリエイティブな行為をするってものではありません。コンテンツを消費していくツールです。そう考えると、Webを見る行為は、iPadに最適化するのがスタンダードになっていくかもしれません。
[出力先はiPadの画面]という基準に、ぼくらはすばやく対応していかないといけない。
そうつぶやくのです。私の中のゴーストが(笑)
[YouTube] 「コミュニケーションの過去と未来」をテーマに、iPadを使用したマジック。超分かりやすく楽しいiPadのプレゼンテーションをぜひ見て!
>>iPad magic sub:J
written by TZK:アイデアビューロー・Webチームのアートディレクター。