GoogleのTOPページが変わった
登場以来、ロゴと検索キーワード窓がメインのシンプルさにブランドポリシーを感じていたGoogle日本版のTOPページが、3月19日にリニューアルされました。
http://www.google.co.jp/
といっても今まであった要素の下に、検索以外のGoogleが展開するサービス入口を設置した、とてもシンプルなもの。
一般的なポータルのように、1ページにすべての要素開いて並べてもいいように思いますが、用途別にタブで切り替えているところに分析的な意図をすごく感じてしまいます。
一列に整理されたアイコンを枠線で囲ってもいいように思いますが、Googleのデザインは、装飾をどこまで引き算すれば、意味上の混乱を起こさないかを追究しているので、個人的には気持ち悪いのですが、いいとします(偉そう)
ただ、Googleだけが持つ<何か>を感じたリニューアル前の潔いまでのシンプルなカタチに対して、今回のリニューアルはちょっとした既視感がありました。
はて、なんだろう。
しばらく宙を眺めて考えてみたら、思い出しました。
>>「ぽちっとアスクル」 http://askul.jp/
「ぽちっとアスクル」をはじめて見たときは、「おー!googleっぽい潔さ!」と思ったのに、 リニューアルされたGoogle TOPページは、「なんだかぽちっとアスクルみたい!」と感じたのは、追いかけっこみたい。野球まんがでいうライバル魔球対決のような展開(笑)
画面スクロールさせず、シンプルで直球のシャワー効果を目的としたTOPページとして、クライアント様の意向があれば、こういう形はアリですね。
そういえば。
膨大な量のコンテンツを、シンプルに品よくうまくまとめているなと思っているTOPページが、もうひとつあるのでご紹介を。
「BBC」いわずと知れたイギリスの国営TV局
http://www.bbc.co.uk/
しばらくBeta版として公開されていたデザインが、Betaでなくなりました。
日本のTV局はいろんな制約があって、コンテンツのネット利用に動きがにぶいですが、
米英のTV局はものすごい勢いで、ネット上でのコンテンツを展開してますよね。
その動き、注目しておかないと...。
written by Hidden:アイデアビューロー・Webチームのアートディレクター。