地味にカラダ鍛えてマス

雑誌「TARZAN」が、《腹筋》特集を出す頃になると、
今年の夏こそ、カラダをがっつり鍛えて、タンクトップで決めるぜよ、
と密かに企んでしまいます。

なんてことを考えているTZKは、
夏にトキメキを期待するほどHOTな年齢ではすでになく、
貧相なカラダに対するコンプレックスをどうにかしたいと思ってるだけなんですけどね。
逆にウチの部のOKUとMINEは、カラダを絞りたいという願望を秘めているようで、
目指すベクトルは間逆であっても、カラダを鍛えないとあかんなぁという意志は同じ。

というわけで、WEB制作部には、トレーニンググッズがいくつか転がっております。
実は《裏体育会系》なわけですよ。
陽に当たらないモヤシのよーな、自己を追いつめない地味な体育会（笑）
そうそう、この３人はお金を出し合って、体脂肪が測れる体重計も購入しました。
２年前には、日々記録をパソコンに入力し、そのグラフの変化に一喜一憂したこともありました。

TZKとMINEは、今でも退社間際にアブ・ローラーで腹筋鍛えております。
バランスボールは、TZKのデスク脇にペットのように転がっておりまして、
ちょっとした打ち合わせの時など、「ささ、どうぞ、そちらへ」と
１人はバランスボールに座らされることになっております。
バランスボールに座ることになる人は、なにげに楽しそうです。

健康のためばかりでなく、スタイルのいいカラダには憧れます。
どんな服でもカッコよく着こなせるようになりたいものだ、と思います。
体型はその人の個性でもありますが、鍛えられた肉体からは、存在感やタフさを感じますからね。
もちろん、中身の方が遙かに重要ですけど。

割れた腹筋はいつから？

ところで、鍛えられたキレイな肉体のポイントとして、割れた腹筋が挙げられますが、 一昔前の映画を観ると、肉体派の俳優さんはお腹が引き締まってはいても、必ずしも割れた腹筋でないことに気づきます。
いったいいつから、割れた腹筋への美意識が形成されたのでしょう？

私の認識では、ブラッド・ピットが１つのきっかけではないかと。
無駄な脂肪のないしなやかで鍛えられた筋肉、そして割れた腹筋。
「テルマ＆ルイーズ」で見せたカラダのキレイさで、彼は一気にスターにのし上がりました。
トドメは「ファイトクラブ」ですよね。
その後テレビの通販番組で、やたら腹筋を鍛えるグッズが紹介されるようになったり、パリやミラノのメンズ・コレクションのモデルたちが、割れた腹筋を見せびらかすようになったり…。
確実に流れが変わったように思います。

私の世代では、割れた腹筋のイメージを《仮面ライダー》に例える人が多いのですが、 彼はバッタさんですから、あれは腹筋なのだろうか？とちょいと疑問だったりして（笑）

written by TZK