噺家が、ひとりで何人ものキャラクターを演じ分け、会話のやりとりでお話ができあがる落語を、ツイッターの会話に見立てました。
キャラクターそれぞれにアイコン写真がついていたら、すごく分かりやすいし、江戸の話だって今の感覚で読めてしまいます。
落語は高座で聴くのが一番!そりゃ当然です。
でも読み物として落語のストーリーを目で追っていく楽しみ方だってあります。
いままでは、脚本形式やあらすじをまとめた形で落語の文字化がされていました。
今だったら、普段読んでるツイッターのタイムラインのように読んでいけた方が、ただストーリーを追っていくだけでなく、噺家のテンポやニュアンスを少しでも再現できるんじゃないかと考えました。
このアイデアに、落語界の重鎮・三遊亭圓窓師匠がノってくださいました!
28年かけて達成した「圓窓五百噺」の高座本からセレクトしたお噺を、指南いただきながら、ツイート風味でテキスト化。
新しいけど見慣れたツイッターのような画面で、圓窓落語をお楽しみください。
三ノ巻リリースで、iPhone画面のアイコン一列分が「らくごったぁ!」に。一〜三ノ巻を並べると、圓窓師匠の使っている扇子になります。
1940年、東京・深川生まれ。1959年8代目春風亭柳枝に入門。柳枝と死別後、6代目圓生に入門。1969年真打に昇進し、6代目三遊亭圓窓を襲名。出囃子は「新曲浦島」。
古典はもちろん、口演されなくなった噺(はなし)の発掘、民話や狂言・近現代文学等を題材とした創作落語を世に出す。
1973年、古典から創作まで500作品の口演を目指し「圓窓五百噺を聴く会」をスタート、2001年に500噺を達成。圓窓高座本は150号発行中。
2000年、小学校4年生の国語教科書に口演「ぞろぞろ」「寿限無」が採用される。同時期より本格的に小学校の教室で「落語の授業」を開始。2001年より、日本大学藝術学部非常勤講師。
著書に『CD付落語絵本/みんな違って 金子みすゞ最後の一日』(高陵社書店)、『落語の授業--話す・聞く・思い描く力を育む』(少年少女新聞社)、『日本人が忘れちゃいけないこの落語』(KKベストセラーズ)、他多数。(社)落語協会相談役。
【配布は終了しました】
*Twilogでまとめ読み
配信を終了しました。ダウンロードくださった皆様、ありがとうございました。
(2012年11月17日)
三ノ巻(ver.1.0)リリース。
(2012年3月1日)
一ノ巻・二ノ巻(ver.1.03)アイコン変更のアップデート。
(2012年2月29日)
一ノ巻(ver.1.01)一部の顔アイコンが表示されない不具合を修正したアップデート。
(2011年9月17日)
一ノ巻・二ノ巻(ver.1.0)同時リリース
(2011年9月9日)
無料版(ver.1.1)リリース
(2011年9月9日)
無料版(ver.1.0)リリース
(2011年6月1日)
*このアプリの特徴を説明するにあたって用いている「ツイッター」「ツイート」「タイムライン」等用語は、ツイッター社の確認を得て使用しております。